離婚で悩む原因は人それぞれです。今までの夫婦生活を清算するのですから、不安や疑問で頭がいっぱいになるのが普通です。そして、離婚の相談と一言にいっても、法律相談もあれば人生相談もあります。

誰に相談をするべきか?

まずは離婚については知人や親類、先輩や仲人に相談をするのがよいでしょう。夫婦仲を一番知っている人に相談することでメリットも出てきます。しかし、一般の方は法律や手続きに詳しくないこと、夫婦の複雑な事情が筒抜けになってしまうという点でデメリットもあります。そういった時には、離婚の相談を職業として行っている人に相談をするのです。法律相談は行政書士か弁護士へ、人生相談は離婚カウンセラーへ相談するのが良いでしょう。

一人で悩まない

離婚の悩みは絶対に一人で抱え込んではいけません。離婚の原因が誤解であったり、些細なことであるときには他人へ相談することによって解決への道が開かれることは少なくありません。一人で悩むと過度なストレスで正常な判断ができないことがあります。また、法律相談に限っては、本を10冊読むよりも専門家へ相談したほうが、自分の気づかない部分を離婚の前から離婚の後のことまでを全て総合的に考えてもらえるので絶対に必要です。 別居すべきか?離婚後に多額の養育費や慰謝料請求、もらえるはずの金銭がもらえなくなった、かわしい我が子に不利益が生じた、、、これらは全て専門家に委ねます。ただし、いずれの場合でも最後の離婚をすべきか?の判断は自らが行ってください。

最終的には

家庭裁判所で話し合いをすることができます。よく聞く”調停”と呼ばれるものです。調停は裁判でなく、調停委員という人生観豊かな豊富な良識を持った専門の人が間に入って話し合いをするものです。この調停には夫婦関係調整と離婚を求める二種類の調停があるので、状況に応じて選択してください。調停を通じて相手の考えがわかり、調停委員より適切なアドバイスがもらえます。