年金分割を離婚の時にしようと考えたとします。そして、いざ年金分割の手続きへ。
年金分割の初段階
まずは、分割の対象となる期間や保険料納付記録や分割できる範囲を把握する必要があります。
それらの情報は社会保険庁で入手できるので必要書類を揃えて手続きを行います。
- 情報提供の請求書
- 請求者の年金手帳または国民年金手帳
- 戸籍謄本または抄本
年金納付記録
すると、社会保険庁より以下の情報が提供されます。
- 分割の対象となる期間
- 分割の対象となる期間における離婚する当事者それぞれの保険料納付記録
- 分割される側の氏名、分割を受ける側の指名
- 分割の範囲(割合)
- その他、年金分割を行う際に必要な情報
この情報の中で「分割される側の氏名、分割を受ける側の氏名と分割の範囲」の2つが最も重要なのはいうまでもありません。
これを元に、話し合いをして一年以内に離婚を成立させます。なぜ、一年以内かというと、一年以上経つと再度情報を取り寄せなくてはならないからです。